商売繁盛!人生繁盛!縁起物熊手の由来や買い方、飾り方に迫ります!

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熊手君
熊手君

そういえばブログ名にもなっている熊手って知っているようでよく知らないな・・・

人生繁盛
人生繁盛

熊手は商売繁盛のように縁起物という使われ方が多いようですが、その由来や買い方には興味深いものがありますよ!

お店や職場などで熊手を見かけることがありますが、どういう意味があるのか、どこで買うのか、どうやって飾るのかなど知っている人は少ないようですね。

ということで今回は「熊手とは何ぞや」というお話です。

いろいろな熊手がある

熊手とひと口に言っても実はいろいろなものがあります。

皆さんが一番最初に思い起こすのは、竹で作られた一種の箒(ほうき)のようなものではないでしょうか。学校やおじいちゃん、おばあちゃんの家にある↓こんなやつです。

また潮干狩りで使うのも熊手ですね。

そして農具としての熊手もあるようで、鍬(くわ)のように人が扱うものから馬やトラクターに引かせる大きなものもあったりします。

また、時代によっては船の備品であったり、武具だった時期もあるようです。

いずれにしろ引っ掻くようなもので枯葉や貝を集めたり、土を耕したりするもののことです。

名前の由来は?なんで縁起物?

ご想像の通り、名前の由来はまさに熊の手のようであることから”熊手”と呼ぶようになったそうです。

ではいわゆる”縁起物”としての熊手はどこから来たのでしょうか?

諸説あるようですが、ここでは一番有名な逸話をご紹介します。

東京の浅草に鷲(オオトリ)神社という神社があります。

この鷲神社はヤマトタケルノミコト(日本武尊)が戦いの勝利を願った神社で、見事勝利した後、お礼参りをしたという伝説があります。

そのお礼参りの日が11月の酉の日(*)だったことから、これが酉の市の起源になったとされています。

(*)年にも十二支があるように、日付にもそれぞれ十二支が割り当てられており、12日おきにめぐってきます。酉の日とは、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の「酉」にあたる日のことをいいます。

また熊手が縁起物となったのも、ヤマトタケルノミコト(日本武尊)が勝利を祈願した際に熊手を立てかけたことが由来のようです。

ということでこの鷲神社の酉の市が一番にぎわいます。

また熊手が掻いて集めるものだったことから、「福を搔き集める」という発想になり、さらにはその形状が熊の手だけでなくワシの爪にも似ていることから、「福をワシ掴みにする」という発想に発展し、縁起物につながったようです。

熊手の買い方が粋すぎる

ちなみに熊手の買い方にもちょっとしたルールがあり、

①小さいものから買って、年々大きくする
②最初の値段から値切るものの最後についた買値で買うのではなく、最初の値段で支払い、差額は御祝儀として渡す


というものです。

そして値切る過程で熊手屋さんは「まけた、まけた」、お客さんは「買った、買った」ということになりますが、これが「負けた、負けた」と「勝った、勝った」となるというわけです。

なんとも粋な買い方ですね。

ちなみに飾る場所は福を招き入れるということで玄関などが一般的なようですが、その他叶えたい場所などでもよいようです。そして縁起物ですのでやや高い場所に飾るようにしましょう。

また飾る向きは北以外の方角とされ、恵方の方向でも良いとされています。

そんな縁起物をブログのタイトルにし、皆さんの”人生が繁盛”することを祈念しました。

そのための有益な情報発信を今後も心掛けていきます。

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