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社会の仕組みはどうやって理解出来るのだろう・・・?

社会を作っている、動かしている多くの職業を理解することが大事ですよ!
今回は社会の仕組みを理解するということについて考えてみましょう。
社会の仕組みを理解する
よく「社会の仕組みを理解しよう」みたいなことが言われますが、これは本当だと思います。
社会の仕組みを理解していることで、物事をより深く理解することが出来ますし、自分の夢や可能性が実現しやすくなるということも言えます。
ただし、社会の仕組みについて学校という教育現場ではほとんど教えてくれることはないでしょう。
仮に学校の教科で考えてみると社会科が近いのかもしれませんが「実社会=リアルな世の中のあり方」を教えてくれる教科ではないですし、かと言って道徳かというと・・・これもまた違う気がします。
強いてあげればNHKのテレビ番組「ようこそ先輩」みたいな授業なのかもしれません。が、実際にそんな授業はほぼ行われていないのではないでしょうか。
私も社会を知らずに就職した
そんな私も社会の仕組みなんて何も知らずに就職し、社会に出てはじめて
「世の中ってこうなっているんだ」
と少しずつ理解し、また驚きました。
繰り返しになりますが、私自身、学校の授業で社会の仕組みやあり方なんて教わることもなかったですし、大学時代にいくつものアルバイトを経験し、そこでようやく社会の仕組みに少しだけ触れたように思います。
しかし、社会に出て初めてわかったことは
実際の社会はもっともっと奥が深く、複雑に入り組んだもの
だったということでした。
最近大事だなと思っていること
そんな実体験もあり、最近大事だなと思っていることがあります。
それは学校や親は
学生や生徒、子どもたちに社会の仕組みについてもっともっと教えていくべき
ということです。
ただ、いざ社会の仕組みとか社会のあり方なんていうと教える側も身構えますよね。私もそうです。笑
そこでもう一段スケールを落として考えることが重要で、それはつまり
世の中にある多様な職業について話す、教える、考えさせる
ということです。
だって、社会の仕組みを理解するということはすなわち社会を動かしている人たちの職業を理解するということと同義だからです。
そうすることで、学生や生徒、子どもたちは多様な職業を通してなんとなくでも社会の仕組みやあり方みたいなものを想像し始める、理解するのではないでしょうか。
一番聞く職業の話
そうして考えてみると一番聞く職業の話ってなんだと思いますか。
それは親の職業についてですよね。
ですから、その結果、親と同じ職業に就く子どもたちが増えるわけです。
もちろんこれが悪いというわけではないのですが、実は選択肢というのは無限と言ってもよいほどにあります。
また職業選択の自由というとてつもなく大きな権利を有しているわけですから、これを有効に使わないともったいないわけです。
また親と同じ職業と言っても大半の人は「サラリーマン」であり、「一般事務職」だったり、「単純労働の作業員」ということになります。
このような話を聞いて「世の中はそういう仕事で溢れているんだ」と誤解してしまうと、就職した後に「つまらない」とか「なんか違う」というようなことが起きてしまうわけです。
これでは社会にとっても、会社にとっても、本人にとっても不幸な結末になってしまいますね。
ですから少しでも具体的に仕事のイメージを持たせてあげるということが重要であり、それは教師や親の大事な役目のような気がします。
では具体的にどうするか
教師や親といっても大半の人はひとつかふたつの職業の経験しかありません。
これではなかなか職業について語れませんね。
その場合は、まず自分の周囲の人、関係のある人の職業について語ることです。
つまり学校の先生であれば、教材を売りに来る業者や学校に立ち入り検査に来る消防の人、または修学旅行をアレンジする旅行代理店の人などと具体的な接点があるはずです。
なかなか仕事の核心にまでは迫れないかもしれませんが、その人たちとの会話をもとに生徒や子どもたちに対して「こんなことを言っていた」、「こんな苦労があるんだって」といった話をするのです。
そうすることで、ここでの何気ない会話が社会の仕組みを理解する第一歩になる気がします。
以前、作家の村上龍が「13歳のハローワーク」という本を出版しました。
いわゆる本格作家が出す本にしては、ある意味で”らしくない”ですが、これは非常に興味深い本だと思っています。
おそらく子どもだけでなく、大人にとっても勉強になるのではないでしょうか。
つまり仕事、職業を通して社会の仕組みを理解出来るということです。
いずれにしろ、社会の仕組みやあり方が大きく変化する中で、仕事や職業について多くを語るということがこれまで以上に重要度を増して来ているような気がします。
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