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仕事って突き詰めて考えるとどういうことなんだろ・・・?

ひと言でいうと仕事とは人生のかなり多くの時間を切り売りすることだよ!
今回は仕事をするということについて、また仕事選びで失敗しないポイントについてお話しします。
仕事をするということについて
多くの人にとって仕事をするということは、人生のかなり多くの時間を切り売りすることであり、その対価としてお金をもらうことだと思います。
そしてそのお金で次の自分の夢や可能性を形にする、この繰り返しだと考えます。
こう言われれば誰もが「それはそうだ」と理解・納得出来るわけですが、実はこのことをしっかりと理解している人はほとんどいないですね。
これをしっかりと理解しないまま就職した結果、「給料が少ない」と嘆いたり、「こんなはずじゃなかった」と後悔しているように思います。
そしてついには退職したり、転職したりすることにつながっています。
これは非常に不幸なことだと思います。
もちろん仕事に就く前に仕事の内容や働くという意味、仕事がもたらすフィジカル的な影響(通勤電車、睡眠不足、不規則な食生活等)をより具体的に理解することは難しいと思います。
でもそれを客観的に、また擬似的にでも認識することはある程度出来たはずです。
つまり、厳しいことを言えばそうすることの努力を払わなかった結果、不幸な結果を招いているように思います。
ではどうすれば良いのでしょうか。
社会人をつかまえて徹底的に話す
答えは簡単です。
まずは徹底して社会人と話すことです。
そして「いまあなたは幸せですか」とひたすら尋ね、ひとつひとつの回答を掘り下げていくことです。
ところでそういう質問を受け止めてくれる人はいますか?
学生における社会人の知り合いというと基本的には親や兄弟姉妹など近い関係にある人だと思います。
おそらくこの人たちはとても親身に、そして真剣に、本音で話してくれる人たちであり、とても貴重な人ということになります。
ただし、身内だけに余計なことを言う傾向があります。
つまり自分のような苦労はさせたくないという思いから「公務員がいいよ」とか「○○は絶対やめた方がいい」というような答えめいたことを言ってくるということです。
これは完全に余計な話だと私は思います。
それは多くの話を聞いた後に本人が考え、決めることだからです。
次に、親や兄弟姉妹以外だとゼミや部活、サークルといった先輩が頭に浮かびます。
これらの人たちは学生時代に同じ目的を共有してきた人たちです。
ですので、こういった人たちもまた比較的本音で語ってくれる人と言えるでしょう。
これ以外だと、バイトの仲間や先輩、親戚の人などが挙げられます。
しかしながら、最近は部活やサークル活動をやっていない人も多いでしょうし、バイトも同世代がいない環境だったりします。
また親や親戚とも関係がうまくいっていない、遠距離である、などの理由で容易に人生相談に乗ってくれる人がいるとは限りません。
そうなるとなかなか就職について、また仕事というものについて話をする人や機会というのはないのかもしれません。
もちろん会社側が入社して間もない担当者を用意して学生の話を聞く場を設けるなど工夫してくれることもあるようですが、このような場合は会社の悪い面や、仕事の愚痴をこぼすことはないので本音で語り合えるかというとそうではないような気がします。
こうして考えてみると、学生にとって仕事とは何か、就職する意味について真剣に考える機会というのはそう多くないような気がします。
最近はSNSなどを通じて情報を収集することも可能なようですが、実際に会って話すとなるとこれはこれで慎重になるでしょうし、身構えることになります。
となるとどうしたって「自分の出来る範囲で考えればいいや」ということになるわけですが、自分が思っているほど自分の出来る範囲というのは広くなく、あまりにも狭くて浅いということになります。
この話の正解はないわけですが、一生を左右する重要な問題だと改めて認識した上であらゆる手を尽くして徹底的に仕事について議論する場を探すということが仕事選びの初期の段階ではとても重要だと考えます。
つづく
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