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勉強を楽しむコツは参考書にあり
少し前に全542ページの書籍でプログラミングを勉強していると書きました。厚さにすると3センチくらい、まあまあのボリュームです。
プログラミングの書籍は総じて分厚いのですが、3センチというのは分厚い方の部類です。
よく学校の先生は初学者に薄い参考書をまずは勧めると思います。
これは挫折を防ぐひとつのコツですね。最後までやり通すことで達成感を感じて欲しいという思いがあります。
では今回は私がどうやってこの書籍を選んだかそのプロセスを解説します。
四つのステップをきちんと踏む
①まずはネットで検索
まずはネットで検索です。あらゆるテキストは入門者編、初級者編、中級者編、上級者編とレベル別に構成されています。複数のサイトでそれぞれのレベルの”おすすめ本”を探します。
この時、☆印などの点数やランク付けされたものもありますが、あまり参考にはしません。ただ、購入者のコメントが多いものはざっと内容に目をとおします。
その上で、レベル別に良さそうなものをいくつかピックアップします。
もちろん、最終的には入門者編、初級者編に落ち着くわけですが、中級者編、上級者編についてもいくつか選んでおきます。
②次に大型書店で実物を探して内容を確認
次に大型書店で実物を探して内容を確認します。
ここでは大型書店であることがポイントです。折角、ネットで検索したのに書籍が揃っていなかったらその努力も水の泡です。
そもそもプログラミングに関する書籍は膨大な量があるので大型書店でもあってもスペース(棚)は限られます。在庫がないことも多々あります。
「在庫があってくれ」と願いつつ、そこで自分が事前に検索しておいた書籍を手にします。
参考書という相棒とのフィーリング
③大事なのはフィーリングと出版記録と本の作り込み
特定の作家の著書であれば別ですが、実用書ですからフィーリングは重要です。
配色、本の構成、文字の大きさ、図の配置などですね。ここでは自分の感性を大事にしましょう。
次に出版記録です。
あまり古い本だとインストールするシステムのバージョンが本に記載のものと一致せず、起動しないなど挫折の原因になるので注意しましょう。
そこそこ新しくて重版されていれば売れ筋本ということになります。
最後に本の作り込みです。
本の作り込みというのは、編纂にあたっての著者や編集者の細部へのこだわりのことです。
なかなか立ち読みでは分からない部分ですが、編纂が雑だとコードが一部間違っている(誤植がある)場合などがあります。明らかに間違っていると気づけばいいのですが、初学者には見つけるのが難しい場合があります。
これはまさに致命的です。エラーの原因になりますし、なにより挫折につながります。
ですから細部へのこだわりが感じられる本であることが望ましいと思います。
④検索時に出てこなかった本、中級者・上級者向けの本もチェック
念のため「これは!」と思える本があった場合には手にしてみましょう。
ネットでの検索時には出て来なくても自分にあった本が見つかるかもしれません。
また中級者・上級者向けの本にも目を通すことで次のステージで買う本のイメージをすることが出来ます。
最近はなかなか大型の書店も減ってきました。行ったついでと言ってはなんですが、より多くの情報を収集しましょう。
こうして見つけた一冊が冒頭の書籍ということになります。
まとめ~プログラミング学習で大事なのは学習書選び~
なんだかんだかなり手間がかかっています。
それもこれも途中で挫折するのが嫌だったからです。
ただ、こうしたプロセスをきちんと踏んで参考書を選ぶと間違いはかなり少ないという気がします。
今回も幸いに途中で投げ出すこともなく、なんとかゴールが見えてきました。もう少ししたらわずかな達成感とほんのちょっとの自信を手にすることが出来そうです。
つまり、繰り返しになりますが参考書選びで確かなプロセスを踏んだことが勝因だと思います。
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