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最近、プログラマーを目指す人が多いのはなんでなんだろう・・・?

それはずばり!人手が足りず待遇がいいからです!また比較的自由な働き方が手に入ることも人気の要因ですね!
最近、プログラミングの学習熱が高まっています。
今回はこの背景について考えてみましょう。
人手不足と言われる看護師は3〜10万人規模
今回は最近、システムエンジニアやプログラマーを目指す人が多いですね。
まぁ、これ自体はこのブログの読者の方もよくご存知のことだと思いますが、どのくらい不足しているのかまで知っている人は少ないと思います。
システムエンジニアやプログラマーの人手不足を考える前に、比較のため同じく人手不足と言われている看護師について考えてみましょう。
ご存じのとおり看護師は国家試験に合格し、資格を持っていないとなれません。
ですので厚生労働省もそこはちゃんと考えていて、看護が必要になる人数・時期のピークに合わせて看護学校などの入学定員を事前にコントロールしています。
また資格を保有しているものの、医療の現場に何らかの理由で復帰出来ない人の支援活動も行っているようです。
最近はアジアなど近隣諸国から看護師になる人を連れてきているくらいです。
このような対策をとっているわけですが、それでも看護師の人手不足は3万~10万人程度と言われています。
なるほど。確かにこれはこれで不足しています。
システムエンジニア、プログラマーの人手不足
一方のプログラマー。
たしかな実力さえあればこれといった資格要件はないものの、世の中のIT化の進展もあり、その需要は急増しています。
その結果、10年後の不足は、なんと!ざっと70~80万人!!!
看護師の人手不足どころではありません。
だから急に小学校でプログラミング学習なんかが始まったわけですね。
唐突感があったもののこれで納得です。
システムエンジニア、プログラマーの発注は○人月
普通、何かの見積もりを依頼する際には以下のような構成項目で記載されていると思います。
- 単価
- 数量
- パッケージ料
- 送料
- 合計
しかし、システムを何か作る場合、スキルを持っている人材を何人手配するかという問題になります。
ですからパッケージ料も送料も基本的に掛かりません。
システムを作る際の見積もりは、そのシステムを作るにあたって一人で何ヶ月かかるかという考え方をします。
仮にシステム構築にかかる作業量が10人月であれば、一人だったら10ヶ月かかるということになりますし、二人だったら5ヶ月かかるということになります。
そしてこの時、1人月いくらという単価があり、上記の例あれば10人月なので、その10倍がシステム構築コストということになります。
この1人月いくらという単価はシステム会社によって異なりますが、かなりいい金額になります。
ざっくりレンジを言えば80万円〜150万円といった感じです。
要はシステムを作る上で人を一人確保するのにひと月これだけのコストをかけないといけないということです。
間接コストも低いのが特徴
何かを発注した際に、商品が到着すると商品の置き場が必要になります。
対象の商品が大きい場合などは倉庫を用意しないといけないかもしれません。
となると今度は倉庫代がかかります。
またそれを販売先に送付する際には別途輸送コストが発生します。
このように通常、何かを受注・発注する際には間接コストが掛かり、利潤を圧迫します。
しかしながらシステムエンジニアの場合、このようなコストが掛かりにくくなっています。
従って利潤、つまり儲けが大きくなりやすく、システムエンジニア、プログラマーの給料も相応に高くなるということになります。
ということで、まだまだプログラミング熱は収まりそうにありません。
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